渡る世間は金ばかり? シュイのシューン・レーベン編 -その後-
「うふふ、得した気分……」
先ほどから、止めようとしつつ止まらない笑み。
そんなパナシェの様子を見て、ジャスミンとカフェラテは溜め息を吐いた。
「イツニナッテモ ナオリマセンネ」
「いつか仲間を売る勢いだよね、あれ」
そう言ってから、後悔。
ジャスミンの言葉に想像を巡らせると、パナシェが自分たちを売る姿が容易に想像できた。
「それにしても、あれっていくらぐらいになるのかしら……」
早速、盾をじろじろ見始めるパナシェ。
今のうちにツバをつけておこう。
いやいや、そんなことをしたら価値が下がるのではないのだろうか。
小さな葛藤が、そこに一つ。
……メンバーにとっては、とてつもなくどうでも良いことだが。
「あの癖は、直らなそうですね」
のほほんとした表情でジャスミンとカフェラテを見るワッフル。
「できれば、直って欲しいけどね……」
「ソンナ簡単ニ ナオッテイレバ、クロウハ シテマセンネ」
どこか遠くを見やるジャスミンとカフェラテ。
二人を見て、ワッフルはくすくすと笑った。
おわり